DDG - Develop a Digital Garden

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リーダーになるとはどういうことか

今月から昇進し、プログラマーチームのリーダーとなりました。
役職付きのリーダーという立場になることは初めてなので、これから意識していくことを書いていきます。

前提

「役職がある = 偉い」訳ではなく、ただの役割であることを意識する。
役職を持っていない人に対して、無条件で指示できるわけではない。

「役職がある = 責任を持つ範囲が増える」ことを意識する。

リーダーに求められること

  1. 問題を認知できる
  2. 問題を解決するために能動的に取り組む
  3. チームへの問題提議・是正を行える ( 教育含めて )
  4. チームの意見を元に方針を決めて、意思決定ができる
  5. 自分が意思決定したことに対して責任を持ち、根拠を説明することができる ( 説明責任 )
  6. 自分がわからない部分を上位の役職者に対して質問し、チームに説明することができる ( 質問責任 )

問題を認知できる

問題を解決することよりも、認知する方が難しいと言われています。
1を10にするより、0から1にすることの方が難しいと言われることに似ています。

リーダーは問題を認知し、チームに共有することが求められます。

問題を解決するために能動的に取り組む

問題を認知するだけでは、何も前に進みません。 解決するために自ら行動を起こし、チームを動かす必要があります。

チームへの問題提議・是正を行える

チームの仕事への取り組み方・振る舞いに問題があれば指摘し、改善を促す必要があります。

方針を決めて、意思決定ができる

リーダーは、前に立ってチームを引っ張っていく立場です。 チームとしてどこに向かっていくのかを決める必要があります。

自分が意思決定したことに対して責任を持ち、根拠を説明することができる ( 説明責任 )

何の根拠もなく向かう方向を決めてはいけません。
これを実現するためにこの方向に進むんだ。
という理由・根拠をチームに説明する必要があります。

自分がわからない部分を上位の役職者に対して質問し、チームに説明することができる ( 質問責任 )

自分にもわからないからといって放置してはいけません。
自分がわからないのであれば、自分よりも上位の人に質問する必要があります。
そして、その回答を自分の中に落とし込み、チームに説明しないといけません。

まとめ

リーダーになるということをシンプルに表すと、

他人のことを考える必要が出てくる

ということに尽きると思います。

ただのプログラマーであれば、
プロダクトの機能を実装に落とし込み、テストをして、ドキュメントを書き、リリースする
というように、大半が自分で完結すると思います。

リーダーという立場になると開発スキルがあることを前提に、
チームの文化づくり、教育、マネジメント、他職種も交えた全体最適への取り組み
など、自分以外の領域のことにも責任を持つ必要があります。

自分が担当しているプログラミングの領域だけではなく、
自分以外の領域にまで責任を持つことで、
さらに経験を積み、成長していけると思います。

今後も、リーダーという立場からのアウトプットなどをしていければと思います。

参考